心の病と夢の森|メンタルヘルスの症状・治療法

解離性健忘

解離性健忘とは、自分にとって都合の悪い場面だったり、困った場面を体験した時に、過去の記憶が飛んでしまう病気です。数時間から数日間の記憶が丸々消えてしまい、今なぜ、自分がここにいるのか、何をしていたのか思い出せなくなるのです。

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解離性健忘の症状

人間はふつう自分が自分であるとの自覚(自我)は当たり前にありますよね。ですが、心理的にトラブルをきっかけに自覚をもてなくなることがあります。


例えば、過去の記憶が思い出せなかったり、いなくなったり、別の自分が出てきたり、感覚がわからなくなったりします。これを「解離」といいます。


トラブルが起きた時に、イヤだ、どうしよう、という感情から自分を守るために、解離は起こります。


解離が起こるために日常生活ができなくなれば、解離性障害と診断されます。解離性健忘は、自分が不快だと思う体験を思い出せないのです。


健忘の範囲は、数日間までの出来事(限局性)、生まれてから現在までの生活(全般性)、結婚生活・借金・失恋など特定の事(選択的)の3タイプがあるのです。

解離性健忘の原因

災害や事故、虐待など苦しい体験、人付き合いでのトラブル、経済的に困っているなど解決できない問題までと様々です。苦しい体験についての記憶は、その体験をしているときに脳に入ってきます。つらいときの記憶は、ふつうの状態では脳から出ていかないのです。

解離性健忘の治療

トラブルによって記憶が飛んでしまい、仕事や家事などができなくなってしまった時は、受診しましょう。安心できる場所でリラックスすれば、健忘はある日突然、自然に回復することが多いでしょう。

抗不安薬の静脈注射をすれば、脳はリラックスするでしょう。

解離性健忘の周りの対応

傷ついた体験を聞き出すのは良くありません。温かく見守ってあげてください。誰でも苦しくてつらい体験は早く忘れたいものです。安心感が長く続くと、消えた記憶は自然と思い出すでしょう。

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