心の病と夢の森|メンタルヘルスの症状・治療法

転換性障害

転換性障害とは、運動機能や知覚、感覚などの障害として神経症状が起こりますが、診察をしても体には異常がない病気です。

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転換性障害の症状

10歳代から20歳代に多い病気です。詳しく検査しても神経症状を起こしているところが、見当たらない場合に転換性障害と判断します。心理的な葛藤が神経症状に転換しているので、転換性障害といいます。


神経症状としては、知覚や感覚の異常や運動障害があります。知覚には、手足のしびれが中心となっています。この症状は心理的な原因が考えられています。


視覚や聴覚で症状が起こったりもします。見えないと訴えても、ぶつからないで歩けたり、聞こえないと身振りで表現しても、なぜか悪口は聞こえているのです。


運動障害では、立てない(失立)と歩けない(失歩)が有名となっています。もし倒れたとしても、ぶつからないように、けがをしないように倒れます。


これだけの神経症状があっても、反射神経は正常なのです。

転換性障害の原因

日々の生活の中では言えない家族や知人への怒りやねたみ、恨み、性的な不満などが多いとされ、思い出したくないので、代わりに体で症状を現します。


転換することで受け入れたくない事に向き合わずに済みます。そして病気になることで、周りの人からやさしい言葉をかけられたり、助けられたりします。これを「疾病利得(しっぺいりとく)」と呼ばれています。

転換性障害の治療

神経的な症状があっても医学的な原因が見つからなければ、医師は精神神経科を受診することを勧めます。


専門医は、悩みに対処する方法を自分で見つけられるように働きかけます。病気であることを、認めさせようとするので、気のせいだと説明すると、症状はかえって悪くします。症状のほとんどは1ヶ月以内で、自然に良くなるでしょう。

転換性障害の周りの対応

仕事や家事ができなくなっても責めないことが大事です。生活環境を整えて暮らしやすいようにしてあげましょう。配偶者に対する怒りや欲求不満が根本にあることが多いので、思いやることが回復への道となります。

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